業務内容
株式会社ジオグリーンでは、林業の中でも、植林、造林などを専門的に行っています。
林業関係業者が一般的に伐採等を主な事業とする中、他社様が伐採されたあとに、山に入り、その山に植林、造林をすることで、山の管理や、森林環境保全を担っています。
以下では、実際に弊社で執り行っています植林・造林の事業内容をご紹介いたします。
植林~育林迄の流れ
植林や造林は、林業における伐採と違い、「木(山)を育てる」仕事でもあります。
伐採は木があれば時期問わず可能ですが、植林の仕事では、それはできません。
季節を見て、苗がしっかり育ち、次世代まで生きながらえるように、管理します。
Step1 地拵え
伐採終了後すぐに植林に入れるというわけではありません。
伐採時に残された枝条、残材等は植栽の支障になりますし、伐採後、日がたつとそれに伴い、雑草なども生い茂ります。
雑草は刈り、残材や枝条と共に寄せ、植栽しやすい環境を整えます。
Step2 鹿ネット等、獣害防止施設の設置
植栽前に、鹿等の食害から幼い苗木を守る為、鹿ネット等で有害な獣の侵入を防ぎます。
Step3 植栽
地面も綺麗になり、獣の対策も出来た所で、苗の植付けをおこないます。
植穴を充分深く掘り、苗木の周りをしっかり踏み固める事が重要です。
Step4 下刈
初夏~晩夏にかけて、雑草が成長します。
苗木が雑草に負けないよう、5年間位は毎年下刈をおこない、苗木が育ちやすい環境を整えます。
Step5 枝打・除伐等
植付をおこなってから、10年程経つと、植付けた木の枝がどんどん増えてきます。
何もしないでおくと、下の枝から順に枯れて落ちますが、その際に将来木材となる幹の部分に穴が空いてしまいます。
それを防ぐ為、余分な枝は早めに除去します。
また、雑木も増えて来るので、そういった雑木も除去します。